革命の光 見切り発車
自由、平等、平和。
そんな言葉がまるで光のように現れ、多くの人を惑わす時がある。
革命には光がある。
1968年の5月革命について調べたいと思ったのは、
そんな光への憧憬であり、回顧であり、反省であり、希望の現れである。
とは言え、私は、フランス学者ではない。
中国語文書の翻訳を生業としており、フランスのことはもともとよく知らない。
だがふとした事情で去年の暮れからパリに住んでいるため、
情報に接する機会は少なくない。
じゃあちょっと5月革命のことでも調べてみるか、というノリである。
この場所はだから、1968年の5月にパリを席巻した「Mai 68」について、まとまった紹介をしていくというよりも、イメージを作っていくための作業場となるだろう。