豚がブーブー鳴くのに近い愚行

5月革命について調べるはずが漂流しています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

平成大一揆

資本家が労働者に優しい時は革命運動は起きない。つまりは。藩が農民に親身な時は一揆は起きない。親が子どもの話を聞くときはバットが武器に化したりしない。私たちは平成維新なる驕った体制側の動きを鼻で笑い、平成一揆の前夜に暮らし始めている。一揆に…

国慶節に考えたこと 日本に分のある争いを不利に進める安倍首相

10月1日、中国の国慶節である。 国慶節とは建国記念日のことで、今年は中国の建国65周年に当たる。 毛沢東が天安門広場で建国を告げた日からちょうど65年ということだ。 ちなみにその前は国共内戦である。 日本の敗戦はその4年前となる。 国共内戦、毛沢東、…

個人とは全体主義の欠陥である

非常に乱暴な命題を許してくれ もしこの一人が死ねば ほかの千人が死ななくてすむようになるなら その一人を殺していいものか 私たちの世界ではそれは「いい」ことになっている それは仕方がないよ、と。 もしこの十人が死ねば/ほかの百人が死ななくてすむ…

ある夜のひとり言

他人と仲良くするのは怖い。なぜならそれは、敵味方の世界に落ち込むことだからである。だがそれ以上に真実があるだろうか。「話を聞いてほしい貴方の心の穴に入れば、私は貴方を愛してしまう」。愛するのが怖いのは、自分が弱いからだ。強いとは、守れると…

主観性から客観性へ

主観的な情緒は何も変えない。物事を変えるのは客観的な認識である。だが客観的な認識には客観性という暴力が付されている。主観から逃れつつも客観には至らない。そんなあり方が必要とされている。例えばヘイトスピーチが問題になっている。これは非常に情…

魯迅に俺は嫉妬する ある世界主義者の絶望的諦観

政治のことを考えても仕方がないという気がしてきた。民主主義が必要なんていうのは嘘だと思った。だって誰も聞かないだろう?世界のことなんてどうだっていいんだ。それでも叫び続けろと君は言うだろう。魯迅は言った。眠れる自由を破っていいのか。起きた…

中国共産党に塩を送る安倍首相

現在の日本の外交や軍事は、安倍首相の主観によって動かされている部分が大きい。安倍首相は日本の根幹を江戸幕府でも明治維新でもなく「英霊」に置く。なぜなら、日本は敗戦によって「普通の国」であることを失ってしまったと考えているからだ。安倍首相は…

憲法解釈変更を看過しつつある洗脳された私たち

集団的自衛権を容認する憲法解釈の変更については、ほとんどの新聞やラジオが慎重もしくは反対の立場をとってる。だが安倍首相による閣議決定と言う唐突な事件は日本社会にほぼ摩擦を起こすことなく通り過ぎた。もちろんデモや集会があちこちの街頭で行われ…

人民VS都民

人民の生活 畑に牛 草に虫 山に水 空に雲 日曜の市まわり もうひとまわりぐるりまわれり 都民の生活 ゴカケルゴハジュウ ジュウカケルニハサン お疲れ様でーす あっ、お疲れ様でーす。 えー、もう、参っちゃいますー。 クソッ。シネッ。 あ、あ、あ、あ、あ…

コペルニクスの信仰

信仰は揺らぐ。揺らげば揺らぐほど高い信仰が必要となる。地球が回っているという信念が揺らぐ人はもはや稀だろうが、地球が回っていることを四六時中考えている人も少ないだろう。しかしコペルニクスの時代には天動説的世界が優勢だったわけで、地動説を唱…

六四ーー自己喪失者の蜂起宣言

世界に向かって言いたいことなんてない。言いたいことはいろいろあったが、考えてみれば、世界に比べればどうでもいいことだと思い直して、やっぱり言うのをよそうと思う。ブログを書くことを言っているのである。あらゆる人間には定位があるが、俺にはない…

アラリヌヤヌマラの寄る辺なき傍白

同じ夢を信じられるか。同じ夢を信じられるか。シニカルなあなたは政治捨て、愛憎に身埋める。ハレルヤルヤラルヤハレルヤルヤラルヤ私たちの頭にあるだけの宇宙。私たちの頭にあるだけの宇宙。あきらめに取り憑かれて、パチンコのノブ回す。ハリルラリルラ…

消えた

一瞬一瞬を覚えているあの人の横で ナツメは無心で踊る 腕を振り輪を描き大きく胸を張って 一瞬一瞬を覚えているあの人の名前をアリコと言った ナツメとアリコは親友だった 消えたのはナツメじゃなくアリコだった それからナツメは踊らなくなって 一瞬一瞬を…

世界の新たなる構築の前夜

Facebookのような偽善的な世界は嫌いだ。 ああいうものを見ていると、世界がほとほと嫌になる。 べたべたとはりついてくるような「私」を不特定多数に投げつける。 ウェェとなる。 しかし一方でそれは、そのまま受け止めて、認めてもいい世界でもある。 おめ…

資本主義からの解放に向けて

資本主義は、あらゆる地平に金を浸透させる。 金は、あらゆるものを根こそぎにする。 金に染まった世界は根こそぎにされ、枯れていく。 金は黒い猛毒だ。足元から迫る死の毒薬である。 地域通貨は、死の資本主義から人間を解放するかもしれない。 いかに解放…

存在するものは壊れる

存在するものは壊れる。 壺も。皿も。鏡も。橋も。国も。理念も。言葉も。文法も。 無限を前にして壊れないものがどこにあるのか。 私たちが崇めている「人間」という理念も、いつか消える。 人間の滅亡と同時かもしれないし、その前かもしれないが、それは…

世界

あなたの世界とわたしの世界 それに何人かの世界 世界の重なり それが世界 その世界を可能とする世界の「あり」 その「あり」に耳をすます無言 無言に落ちる水の音、ぽしゃり ぽしゃりと落ちてしゃりぱりじゃ 日本という単語の連続 空間 意味なきフォルム、…

純粋なる死刑の情景

死刑にしなければならない人間がいるという。 秩序を守る側からすれば、それもわからないことはない。 だが私たちは皆、ある意味ではすでに罪人である。 私たちは正と誤の間、愛と憎しみの間、行動と非行動の間で揺れている。 そして生を選ぶのは、それは生…

だれかのために役に立ちたいとだけ思っている人間が 自分を切り売りするような自己紹介をさせられ 利益によって動かざるをえなくようになるような資本主義の世界 窓の外からゴスペルが聞こえてくる 一旦終わって拍手だ 土曜というのに工事のハンマーの音も …

現在と終わり

詩をうたう者たちは 森の闇から湖の底から 懐かしいものを連れてくる。 それは目の前にある無限だ。 だがある日、宇宙から 火の玉がいくつも落ちて 焼き焦げ裂けて世界は終わる。 無限なる宇宙の無限なる時に繰り返す形たち終わりなきは終わり 詩をうたうも…

あなたへのプレゼント

市場で売れぬもの――。 それは空気。それは水。それは母。老犬。 市場で売れぬのは、当たり前。 吾輩が諸君に渡さんとするこのぷれぜんとも、外に出しても一銭にもならない。 どこかで売って居酒屋に繰り出しても、次の日には同じ日々の繰り返しである。 それ…

ごみためから逃れる方法

どこに行くのだ。 星を見に。 どこに行くのだ。 星座盤。 どこに行くのだ。 マッチ擦り。 どこに行くのだ。 夜の闇。 どこに行くのだ。 星など見えぬ。 どこに行くのだ。 星など見えぬ。 東京は、夜が殺された永遠の昼の戦場でした。 そこはごみためだった。…

革命時代のスタイルの崩壊

いかなるスタイルも独自のものではありえない。 ならば、独自のスタイルを探すことをやめて、すでにあるスタイルに身を任せればよい。 と、私も思う。 古きものにはもう飽き飽きした。 というわけではない。 だが危機が来ている。 人類の危機だ。 文明が滅び…

まだむ・れるがる

Madame Rélgale まだむ・れるがる 足 がちぎれる 手 がもげる 口 がふさがる 目 がぐれる はぐれてぐれた じゅうしちの おとことあった さんじゅうご まだむ・れるがる Madame Rélgale

不様な犬よ 人間よ

不様な犬よ なぜ生きる 頭が割れて 脳みそが 見えても動く ゆっくりと 半分割れた 脳の殻 生きているだけ 死なぬだけ 死を待つ人よ 人間よ 死ねば担架で そこのドア 生きれば杖で ここのドア なすすべもなき 偽善者に 担架を担ぐ 任務課せられ

世界平和のために無償で働く者への讃歌のキャンパス

空白の世界に 新しい世界を描く 空白の世界に 新しい世界を描く そのためには 無償で働かなければならない そのためには 無償で働かなければならない 運が良いだけなのだ 運が良いだけなのだ 実現したい未来 実現したい未来 それを合言葉に、過去の生産関係…

デモクラシー北京

北京に、いた。言葉、が、出てこない。 そこに、広がっていたのは、無限だった。 天安門広場のことである。 広場は、人間の集まる場所である。 人間が集まるところに話し合いができれば、 それは民主主義である。 民主主義のこの場所で、何もしゃべることが…