豚がブーブー鳴くのに近い愚行

5月革命について調べるはずが漂流しています。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

資本主義からの解放に向けて

資本主義は、あらゆる地平に金を浸透させる。 金は、あらゆるものを根こそぎにする。 金に染まった世界は根こそぎにされ、枯れていく。 金は黒い猛毒だ。足元から迫る死の毒薬である。 地域通貨は、死の資本主義から人間を解放するかもしれない。 いかに解放…

存在するものは壊れる

存在するものは壊れる。 壺も。皿も。鏡も。橋も。国も。理念も。言葉も。文法も。 無限を前にして壊れないものがどこにあるのか。 私たちが崇めている「人間」という理念も、いつか消える。 人間の滅亡と同時かもしれないし、その前かもしれないが、それは…

世界

あなたの世界とわたしの世界 それに何人かの世界 世界の重なり それが世界 その世界を可能とする世界の「あり」 その「あり」に耳をすます無言 無言に落ちる水の音、ぽしゃり ぽしゃりと落ちてしゃりぱりじゃ 日本という単語の連続 空間 意味なきフォルム、…

純粋なる死刑の情景

死刑にしなければならない人間がいるという。 秩序を守る側からすれば、それもわからないことはない。 だが私たちは皆、ある意味ではすでに罪人である。 私たちは正と誤の間、愛と憎しみの間、行動と非行動の間で揺れている。 そして生を選ぶのは、それは生…

だれかのために役に立ちたいとだけ思っている人間が 自分を切り売りするような自己紹介をさせられ 利益によって動かざるをえなくようになるような資本主義の世界 窓の外からゴスペルが聞こえてくる 一旦終わって拍手だ 土曜というのに工事のハンマーの音も …

現在と終わり

詩をうたう者たちは 森の闇から湖の底から 懐かしいものを連れてくる。 それは目の前にある無限だ。 だがある日、宇宙から 火の玉がいくつも落ちて 焼き焦げ裂けて世界は終わる。 無限なる宇宙の無限なる時に繰り返す形たち終わりなきは終わり 詩をうたうも…